ウエイトリフティング Weightlifting
ウエイトリフティングとは
ウエイトリフティングはいかに重いバーベルを頭上まで挙げるかを競う競技で、重量挙げという呼び名でも親しまれています。腕力勝負の豪快なスポーツだと思われがちですが、実は力だけでなく柔軟性と瞬発力、それに精神面が結果に現れる、「非常に繊細な競技」です。男女別・体重別の競技のため、体格によるハンディがなく、公平に競技を行える点が大きな特徴で、 最終的にはパワーが勝敗を左右しますが、パワー以外にも、テクニック・スピード・タイミング・バランス・柔軟性などスポーツの基本である要素すべてが要求される競技です。 選手がバーベルを持ちあげるのはほんの一瞬です。この一瞬に、選手は持つ力と技術の全てを発揮しています。その一瞬の緊張感と、成功をしたときの大きな喜びとを選手と一緒に味わえるのが、この競技の大きな魅力です。
ウエイトリフティングのルールと勝敗
この競技では、選手は体重別に階級を分けられており、同じ階級内で記録を競います。バーベルの挙上方法には「スナッチ」と「クリーン&ジャーク」の2種目があります。定められたフォームの範囲でそれぞれ3回ずつ試技します。それぞれの成功した最高重量の合計で順位が決まります。
スナッチ(単一動作)
床面に置かれたバーベルを一つの動作で一気に頭上に持ち上げ、立ち上がる。 立ち上がった後は、両手両足を完全に伸ばした状態で静止する。
■クリーン&ジャーク(二段階動作)
床面に置かれたバーベルを第一動作で鎖骨付近まで引き上げて立ち上がり、第二動作で全身の反動を利用して頭上に持ち挙げる。直立した姿勢で静止する。
階 級
男 子
55Kg級 61㎏級 67㎏級 73㎏超級
81㎏級 96㎏級 109㎏級 109㎏超級
女 子
49㎏級 55㎏級 59㎏級 64㎏級
76㎏級 87㎏級 87㎏超級
県記録
成年男子
高校男子
高校女子